初心者向けWordPress・WEBマーケ情報
1.282019
【2019年】初心者向けワードプレス講座入門(無料編)
こんにちは。
速習WEBサイトサロンの木村建太です。
専門知識がなくとも、ホームページが作れることで人気のワードプレス(WordPress)。
今日は、完全な初心者の方がそんなワードプレス(WordPress)でホームページをオープンさせるために必要な作業の全体像を解説していきます。
特に、初心者の方はこのページの内容をしっかり確認してください。
このページに書いていることに、一つでも漏れがあったり、しっかりと検討がなされていないと、それはビジネスで使えるサイトでは無くなってしまいます。
まずは作業を始める前に、このページの内容をしっかり読んでみてください。
そうして、必要な作業を把握してから実際にページを作っていくのがおすすめです。
この記事の目次
1−1、ワードプレスサイトを設置するサーバーの準備
まずはホームページの置き場所となるサーバーの準備・契約を行う必要があります。
サーバーって何?という方もいるかも知れません。
サーバーもただのパソコンです。
あなたがお使いのパソコンの中にワードプレスのホームページがあると、世界中の人があなたのパソコンにアクセスしてきます。
それはセキュリティ的にもパソコンの能力的にも良くないので、たくさんの人がつなげる別のパソコンをレンタルしないといけないのです。
そのレンタルパソコンのことをサーバーと呼びます。
まずは下記のようなサーバーと契約する必要があります。
約40社の中から厳選!安い・高機能・サポートも充実のオススメレンタルサーバー
エックスサーバーは月額1080円から利用できる、非常に人気のレンタルサーバーです。
安さだけをみれば、数百円で利用できるレンタルサーバーもあります。
趣味のサイトならそれで構いません。
ただあなたが、ビジネスで利用をするつもりでしたら、機能面やサポート面のバランスから考える必要があります。
細かいことは別ページでも解説しますが、私がプロの立場で最も推奨できるサーバー会社です。
機能面、画面の使いやすさ、サポートとも非常に優れていますので、初心者の方でも安心してご利用頂けます。
1−2、ワードプレスページのドメインを購入する
サーバーの準備ができたらドメインを購入します。
ドメインとは以下のURLでいうところの「〇〇〇.com」の部分です。
https://〇〇〇.com
〇〇〇には通常、屋号や会社名、サービス名が入ることが多いです。
また、Googleが推奨しているのは何のサイトかわかりやすいドメインです。
自分しか分からない合言葉やIDのような適当なドメインは避けてください。
下記のようなところで購入します。
おすすめのドメイン購入先
ドメインはどこで購入してもそこまでお大きな違いはありません。
ただ、ちょっとした設定などもありますので、やはり画面の作りがわかりやすいところから選ばれるのがおすすめです。
下記のようなところは無難に利用頂けますので、参考にしてください。
1−3、サーバーとドメインの紐付け設定
サーバーとドメインが別の会社の場合は、ネームサーバーの設定が必要になります。
ネームサーバーの設定は、通常ドメインを購入した会社の画面で行います。
「私が使っているサーバー会社は〇〇です」といった意味の設定を行います。
1−4、サーバーにドメインを登録
サーバーとドメインのヒモ付を行ったら、購入したドメインをサーバーに登録します。
1−5、サーバーにワードプレスをインストール
サーバーにワードプレスをインストールします。
サーバーにワードプレス簡単インストール、ワードプレス自動インストールと呼ばれる機能がついていれば数分でワードプレスのインストールが完了します。
この作業を終えるとワードプレスにログインできるようになります。
1−6、ワードプレスサイトの常時SSL化
ワードプレスのインストールが完了したらワードプレスサイトの常時SSL化を行います。
SSL化ってなに?という人も多いですよね。
理解しなくても作業していれば問題はないので、
作業だけ知りたい人は下記を読み飛ばしてください。
いま世の中のホームページのURLは、
http://
ではじまるものと
https://
ではじまるものが混在しています。
しかし、2018年の7月以降、Googleを中心に http:// で始まるサイトに警告を表示するようにしてしまいました。
「s」
がhttpのあとについていないとアクセスした人にとってのセキュリティが弱くなるからです。
なので今後ホームページのURLは
基本的に https://〜 で作る必要があります。
ただホームページのURLは最初必ずsがない状態で出来上がるので、
それをs有りに変更する必要があります。
この作業をSSL化といいます。
SSL化すると、
http://〇〇.com
と
https://〇〇.com
両方存在するかたちになります。
しかし、https://
の方はセキュリティが弱いのでアクセスしてほしくない。
なので、sなしのURLにアクセスした人がいたらs有りのURLに自動的に転送するようにします。
この作業を常時SSL化といいます。
2−1、ワードプレスの初期設定
2−1−1、一般設定 タイトルとキャッチフレーズ
設定→一般
の画面をひらきます。
画面の上部2項目の、
タイトルとキャッチフレーズをまず設定しましょう。
タイトル
こちらはキワードを含めます。
例えば、「田中建設」という会社がホームページを作成するなら、
「銀座のリフォームならお任せ 田中建設」というように、
「銀座」「リフォーム」などのキーワードを含めましょう。
キャッチフレーズについては、利用するテンプレートで設定すべき内容が異なります。
大体の場合は、
その名の通り、サイトの内容を表した簡単なキャッチフレーズを書く場合と、
124文字以内でホームページの簡単な要約文を書く場合とのいずれかになります。
ここに関しては、利用するテーマ(デザインのテンプレート)によって扱いが違うので、
利用するテンプレートの説明書やマニュアルサイトに従ってください。
その状態でページ下部の変更を保存をクリックします。
2−1−2,WordPressアドレス、サイトアドレスの設定
(※注意※この項はエックスサーバーを利用して、このページに記載している手順通り最初から作成している方以外は行わないでください。誤った操作をすると、サイトが真っ白になることがあります。)
次に設定するのは、同じく設定→一般の中にある、
ワードプレスアドレスとサイトアドレスです。
こちら今の状態では、
http://〜
となっていますが、
両方共、
https://〜
となるように半角の「s」をいれてください。
その状態でページ下部の変更を保存をクリックします。
2−1−3、表示設定 サイト作成中検索にひっかからないようにする
次に
設定→表示設定
の画面を開き、
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」
という項目にチェックを入れて変更を保存
をクリックします。
こちらは、サイトの作成中、GoogleやYahoo!の検索エンジンに表示させないようにする設定です。
サイトが完成したら、検索に表示させるためにチェックを外して再度、変更を保存を行います。
2−1−4、パーマリンク設定 Googleが推奨するURLを作る
設定→パーマリンク設定
の画面を開きます。
パーマリンク設定は、WordPressでブログ(投稿ページ)を作ったときにどういうURLにするかというルールの設定です。
例えば、書いた日の日付を自動で入れるなどいろんな設定ができます。
ただ、Googleが推奨しているのは、そのページ書いている内容が伝わるようなURLです。
そういったURLを作るには下記のような作業をしてください。
カスタム設定にチェック入れる→カスタム設定のテキストボックスの中に「/%category%/%postname%/」
この設定は、ブログ(投稿ページ)を書いた後に変更してしまうと、全てのブログのURLが変わってしまいます。SEOの順位などもリセットされてしまうので、はじめに設定してその後変更しないようにしましょう。
2−2、ワードプレスのテーマ(デザインのテンプレート)を選ぶ
次にワードプレスのテーマを選びます。
テーマというのは一般的にいうデザインのテンプレートのことです。
選ぶときの注意点は、「使いやすい初心者向けのテーマを選ぶ」ということです。
ワードプレスの操作の難易度は、どのテーマを使うかで大きく変わります。
一番挫折してしまうのは、見た目で選んでしまうことです。
ここ非常に大事なので注意してください!
初心者でも使いこなせる!おすすめテーマ
おすすめ無料テーマ
無料のオススメテーマは下記になります。無料なのはもちろんありがたいのですが、やはり無料のものは自己責任です。
使い方は自分で調べながら試行錯誤が必要です。
パソコンすごく得意!という人で無い限りはそれなりに苦労する覚悟をもって取り組まないといけないと思ってください。
近年人気のブログ向けテーマです。使いやすく表示も早いです。
こちらは昔から非常に人気のテーマです。こちらもシンプルなブログを作るためのテーマです。
こちらも人気のテーマです企業やサービスのホームページでもブログでもどちらでも使えます。
おすすめ有料テーマ
TCDはデザイン性、操作性ともに優れている、初心者向けワードプレステーマです。
有料とはいえ、1回払いきりで1〜2万数千円程度の金額がほとんどですので、お仕事で利用される場合は高い投資ではないかと思います。
有料のメリットは、テンプレートの使い方をきちんと記したマニュアルがもらえるところです。
特に初心者の方はこういったマニュアルがないと多くの方が挫折してしまいます。
その点、TCDはマニュアルもデザインもしっかりしているのでおすすめです。
2−3、TOPページを作る
TOPページに画像入れたり、文章を入れたりしていきます。
ただ、この操作に関しては、使うテーマによって操作の仕方が大きく変わってきます。
なので、お使いのテーマの説明書やマニュアルサイトをまずは確認してみてください。
2−4、メニューを作る
専門用語ではグローバルナビゲーションとも呼ばれますが、
主にページ上部にあるメニューバーに表示させるページを作っていきます。
まずは、中身は後からでいいので、メニューに表示させたいページの空ページだけつくります。
固定ページ→新規追加
の画面を開きタイトルを記入します。
タイトルを記入したらパーマリンクも英数字に統一しておくのがおすすめです。
その後、
外観→メニュー
からメニューを作成します。
2−5、固定ページの中身を書く
先程作成した固定ページの中身の文章を書きましょう。
文字の編集はオフィスソフトのWordに近い感覚でできるようになっています。
2−6、地図ページの作り方
店舗や会社のページの場合は、地図やアクセスマップのページが必要でしょう。
グーグルマップの公式サイトから地図をワードプレスのページに埋め込むことができます。
2−7、お問い合わせフォームの設置
ホームページを通してお客さんとつながるためにはフォームは必須です。
ワードプレスではプラグインを使って無料でフォームを設置することもできます。
プラグイン→新規追加
の画面をひらいて、ContactForm7 というプラグイン検索して、今すぐインストール→有効化を行います。
その後、
お問い合わせ→コンタクトフォーム→ コンタクトフォーム1という部分を希望の項目に編集します。
2−8、投稿ページ(ブログ)のカテゴリを作る
投稿→カテゴリ
の画面を開いて今後書くブログのカテゴリを作ります。
全てのブログは何かしらのカテゴリに所属させないと、URLの中に「未分類」と表示されてしまいます。
これは、単純に見た目も良くないですし、SEOでもマイナス働くことが考えられます。
なので必ずカテゴリを作成しておきましょう。
2−9、投稿ページ(ブログ)を書く
ブログが簡単に書けるのがワードプレスのメリットです。
あなたのノウハウ、価値観、活動など伝えたり、検索順位を向上させてアクセスを集めるにはブログは有効な手段です。
投稿→新規追加
の画面からブログを作成していきます。
2−10、グーグルアナリティクスの設置
ページの内容が完成したら、公開するまえにグーグルアナリティクスの設置を行いましょう。
グーグルアナリティクスは無料で利用できる高機能アクセス解析ツールです。
設置した時点からのホームページへのアクセスを計測してくれます。
まずはGoogleアナリティクスの公式サイトからアカウントを作成します。
その後、ワードプレスの画面で
プラグイン→新規追加
の画面から「Google Analytics Dashboard for WP」と検索し、今すぐインストール→有効化を行います。
このプラグインを使うと、簡単にグーグルアナリティクスの設置が可能です。
2−11、バックアップの仕組みづくり
ワードプレスは全て自己責任で運営する必要があるからこそ、無料で利用できるツールです。
もし何かあった時に元に戻せるように、バックアップを定期的に残しておきましょう。
バックアップもプラグインを使えば簡単に自動で作ることができます。
プラグイン→新規追加
の画面から「BackWPUp」と検索し、設定を行います。
2−12、検索にサイトを表示させる
設定→表示設定
の画面を開き、検索エンジンにサイトをインデックスしない、のチェックを外しましょう。
このチェックが入ったままだと、いつまでたってもGoogleやYahoo!の検索に表示されないので注意してください。
終わりに
初心者の方向けの入門ワードプレス講座として内容を解説してきました。
ただ、ホームページは公開して終わりではありません。
公開後にページを育てていく(更新)していくことが重要です。
そのあたりについても、解説していきますのでまた楽しみにしておいてください。
あなたにとって良いページができあがるよう応援しています!
ありがとうございました。