初心者向けWordPress・WEBマーケ情報
4.212016
後悔しない!WordPress企業サイトを作る時のドメインの選び方
こんにちは。速習WEBサイトサロンの木村建太です。
今回はドメインの選び方について初心者の方向けに解説します。
初めてWordPressでホームページ、企業サイトを作るとき皆さん悩まれる部分です。
ドメインは何も考えずに取るとあとから後悔するかたも多いのでしっかり考えて取得しましょう。
この記事の目次
ドメインとは
「ドメインとはインターネット上の住所です」と色んなところで説明されていますが正直良くわかりませんよね。
初心者のかたは、
「ドメインを決める=ホームページのURLを決める」
と思ってもらって問題ないです。
正確には、
URL
http://sample.co.jp
http://www.wordpress.com
ドメイン
sample.co.jp
wordpress.com
ということです。
ドメインは必ず世界に一つになるように管理されています。
そうしないと、URLを入力してもどこのサイトにつながるか分からなくなってしまうからです。
ドメインとSEOの関係
ドメイン選びは何故重要なのか?
それは、SEO・検索順位にも関わってくるからです。
Googleが公式発表しているSEO対策の一つに「ユーザーにとってわかりやすいURLにしましょう」というものがあります。
例えば、ゴルフ用品店のホームページのURLが、
http://tenisgoods.com
なんかだと、お客さんは混乱するわけです。
Googleも公式にユーザーを混乱させるようなURLはSEOにとってマイナスと言っています。
なので、URLは社名やサービス名を表すものにするのがSEOにとっても良いわけです。
ドメイン選びのポイント1どこで取るか
ドメインの権利を販売している会社は国内にも複数あります。
ドメインの権利を買って自分のホームページのURLに使用できるという点は、どこの会社で購入しても同じです。
会社ごとの違いは以下になります。
違い1価格
そもそも価格は会社によって異なります。
ただ大きく違いが出る部分ではありません。
年間数百円〜数千円程度の違いです。
サイトが1、2個であればそこまで大きな費用の差にはならないと思いますが、サイトの数が多くなればなるほど差がでる部分です。
費用はドメインの権利を有している間かかり続けます。
大体、1ドメインにつき年間500円〜3000円程度です。
違い2サポート
電話サポートましてくれるのか、メールサポートしかしてくれないか、など会社によってサポートの方針は異なります。
普段からわからないことは、こういうサポートをよく利用する方にとっては重要な判断基準でしょう。
購入前にきちんとホームページ等で調べることをおすすめします。
違い3管理画面の使いやすさ
管理画面の使い勝手はサービスによってかなり違います。
WordPressでホームページを作る場合特に、初心者のかたがつまづきやすいポイントでDNSサーバーの設定があります。
この管理画面の使いやすさは実際使ってみないとわからないのですが、口コミや経験者の意見は聞いておいたほうがいいでしょう。
私が初心者におすすめしているのは「ムームードメイン」です。
ドメイン選びのポイント2英語ドメインか日本語ドメインか?
ご存知無い方もいらっしゃると思いますが、ここ数年日本語でURLが作れるようになりました。
例えばこんなURLです。
http://www.お名前.jp
このうように、日本語・漢字を含めたドメインを日本語ドメインとよびます。
対して、英語ドメインというのはほとんどのサイトが利用している英数小文字のURLを作るためのドメインです。
http://www.onamae.jp
私の講座の参加者の方でも、日本語ドメインか英語ドメインかどちらがいいの?と悩まれている方はよくいらっしゃいます。
私のなりの結論としては、
「英語ドメインの方が無難です」と答えることが多いです。
3〜4年前は確かに、SEOの観点から日本語ドメインが有利な節があったので日本語ドメインも十分選択肢に入りました。
しかし、SEOに関してはコンテンツの質がかなり重視されるようになってきました。
なので、日本語ドメインにしたからといってSEOのメリットは現在では実感できません。
加えて、日本語ドメインに対応していないサービスが存在することも初心者の方に私が日本語ドメインを勧めない理由になります。
例えば、LINEで日本語ドメインのURLを送っても開けなかったりします。(2016年4月時点)
LINEなど日本語ドメインに対応していないサービスでURLを送るためには下記のようなURLを送る必要があります。
http://www.xn--t8jx73hngb.jp/
このようなURLだと、何か変なサイトのURLが送られてきたように感じる人もいるかもしれませんね。
このような理由から私は「英語ドメインの方が無難ですよ」と伝えてはいます。
ただ、日本語ドメインに反対しているわけでは決してありません。
SNSで拡散等を目的としないようなページのURLや、他とは違う特徴を出したい場合など日本語ドメインを使うべき場合ももちろんあります。
ドメイン選びのポイント3末尾は何がいい?
ドメインの末尾はみなさん悩まれます。
.com .jp .co.jp .info .net
最近では、 .tokyo .nagoyaなどなど
ドメインの末尾の種類は多岐に渡っています。
この中でどれがよいか?ということについて明確なおすすめがあるわけではありません。
SEOに関してもドメインによって全く差がないとは言いませんが、大きな差はありません。
SEOに関して大事なのはやはりコンテンツの質ですので。
ただ、ドメインの信頼度・安全度という面では「.jp」「.co.jp(法人のみ取得可)」に軍配があがります。
ユーザーと検索エンジン双方からの印象が比較的良いドメインになります。
その分、費用は.com .netなどに比べて年間1000円ほど高くなります。
がっつりビジネスで長く使用するつもりなら「.jp」「.co.jp(法人のみ取得可)」で問題ないでしょう。
まとめ
今回はWordPressで企業サイトを作る際にドメインをどうやって選べばよいかを解説しました。
ドメインは1度決めたら変えないことが基本です。
URLの変更はSEOにマイナスになるからです。
この記事を参考にして慎重にドメインは選択してください。
今回もありがとうございました。